【大学受験】受験生の親がしてはいけないこと7つ&やるべきことも伝授

大学受験
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子どもが大学受験生

親がしてはいけないことってある?

逆にやるべきことは何?

お子さんが大学受験期になると『親としてどう関わるべきか』悩む親御さまは多いです。

もう自分で考える歳だから親がどこまで介入するのかと…

そんな、受験生のお子さんとの関わりでお悩みの親御さまに

受験生の親がしてはいけないこと
逆にやってあげたほうがよいこと

を、わが子2人の大学受験を終了した私が、自身の経験もふまえてお伝えします。

この記事をお読みいただくと、受験をむかえるお子さんとのベストな向き合い方がわかります。

みいこ 
みいこ 

ずっとそばで見てきた親御さまだからこそ、できることもあるんです

合格に向け頑張るお子さんのよき理解者となり、親子ともに志望校合格を勝ちとりましょう!

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まずはNG行動から。

受験生の親がしてはいけないことは、おもに次の7つです↓

  1. 過度な干渉・口出し
  2. 大学受験に無関心
  3. 進路など親の意見を押し付ける
  4. 兄弟や友だちとの比較
  5. お金に関する不満をぶつける
  6. 空気を読まずに話しかける
  7. 余計なプレッシャーをあたえる

順にご説明します。

①過度な干渉・口出し

過度な干渉・口出しは、受験生のお子さんによくありません。

大学受験期は焦りと不安のなか、お子さんは自己の学力と真摯に向き合い頑張っています。

みいこ 
みいこ 

成績が振るわない、このままじゃ厳しいことも本人がいちばん理解しているはず

親に小言をいわれてやる気になる受験生はいません。

過敏になる受験期に過度な干渉・口出しは禁物です。

②大学受験に無関心

大学受験に無関心な親は、お子さんにとってマイナスでしかありません。

大学受験は、お子さんのその後の人生を左右する大切な選択。

大学で何を学びたいのか
その大学はいつが試験でいくらかかるのか
受験に際し親ができることは何か

など、逆に親が関わりをもつべき点はたくさんあります。

みいこ 
みいこ 

受験に協力的なご家庭は、お子さんに安心感をあたえます

不安なく受験勉強に励んでもらうためにも「無関心な親」にはならないことです。

➂進路など親の意見を押し付ける

大学の進路など、お子さんの歩みたい道に親の意見を押し付けてはいけません。

みいこ 
みいこ 

お子さんは、学校や塾先で進路について学び、考え、相談し自ら答えをだしています

そこ、やめたほうがいいよ
〇〇大学でないと学費ださない
就職率のいい大学にしなさい

など、いわれたお子さんにしてみれば自由を奪われたようなもの。

たとえ金銭的に厳しい大学でも、お子さんの意見に耳を傾けてあげることが大切です。

④兄弟や友だちとの比較

人間、誰かと比較をされることほど、不快なものはありません。

みいこ 
みいこ 

兄弟や友だちなど、リアル身近な人と比較されるとなおさらです

  • お姉ちゃん、この時期もうちょっと成績よかったわよ
  • 〇〇くん、難関大A判定らしいよ
  • あなた〇〇くんに負けて悔しくないの?

そう、何気なくいった会話も、不安をかかえるお子さんにとっては凶器のように刺さります。

他の人と比べられても…

自分は自分だから

おそらくこれが本音です。

⑤お金に関する不満をぶつける

受験生であるお子さんに、お金に関する不満をぶつけるのはよくありません。

みいこ 
みいこ 

ご家庭の金銭事情を知らないお子さんは、何もいえなくなってしまいます

これまでの塾・予備校代、この先かかる大学の費用など、思わず愚痴を吐きたくなることもあるでしょう。

しかし、大学4年間でトータルどれだけかかるのか『お子さんと話し合う』ことは大切。

みいこ 
みいこ 

愚痴らないよう、冷静に話し合ってみてくださいね

⑥空気を読まずに話しかける

受験勉強中のお子さんに、空気を読まず話しかけるのはタブーです。

最近は、リビングで勉強するというお子さんも多い傾向。

みいこ 
みいこ 

多少なりの雑音があったほうが落ち着くとか…

それでも、暗記や計算、音読など自分なりのペースで勉強をしています。

途中で話しかけられると集中力きれるからやめてよね

お子さんが勉強をしている最中は、極力話しかけないほうがよさそうです。

⑦余計なプレッシャーをあたえる

受験生の親は、お子さんに余計なプレッシャーをあたえてはいけません。

みいこ 
みいこ 

大学受験が近づくにつれ、お子さんの心境は焦りと不安で入り乱れています

精神的にも不安定になるため、些細なことも過敏に反応するでしょう。

この時期親ができることは

そっと見守ること

お子さんが穏やかに過ごせるよう『見守り役に徹する』ことです。

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大学受験当日に親がしてはいけないことは、3つあります↓

  1. ネガティブな言葉をかける
  2. 気合の入った弁当を持たせる
  3. 試験のでき具合をきく

①ネガティブな言葉をかける

大学受験当日に親がしてはいけないことは「ネガティブな言葉をかけること」

受験本番のお子さんは、これまで頑張ったことすべてを出し切る思いで、受験会場へと向かいます。

そこへ

まあ、なるようになるよ
浪人もアリだから
〇〇点以上ないと志望校きびしいよ

そう本番直前にいわれると、戦闘態勢で臨もうとするお子さんの気持ちも下降します。

入試当日は、お子さんがいわれて嬉しい『ポジティブな言葉』だけをかけましょう。

②気合の入った弁当を持たせる

大学受験当日は、気合の入った弁当を持たせる必要はありません。

理由は、昼食時間を少しでも残りの教科チェックにあてたいからです。

理想的なものとしては

食べきれる量のもの
臭いの残らないもの
消化のよいおかず

など。

みいこ 
みいこ 

共テ試験時に息子に聞いたら「いつもの(そっけない)弁当でいいよ」といわれました

その他、休み時間にも手軽に糖分補給のできる『アメ玉・チョコ』などを忍ばせておくと喜ばれます。

➂試験のでき具合をきく

大学受験中に、試験のでき具合をきくことは控えましょう。

受験生は、学校や塾などから『終わった科目は、きれいさっぱり忘れること』と助言されます。

みいこ 
みいこ 

手ごたえを感じず不安しかなくても、大事なのは次の科目でしっかり点をとること

過ぎたことは忘れ、残りの科目に全力を注ぎたい受験生に、当日の手ごたえを聞くのはご法度です。

みいこ 
みいこ 

とはいえ、気持ちがモヤモヤしていた私はツイッター上で吐きました(笑)

してはいけないこととは反対に、受験生の親が積極的にやるべきことを5つ挙げています↓

  1. 受験のしくみを知る
  2. 願書の知識も身につける
  3. 食事や体調の管理
  4. 親自身がポジティブになる
  5. 遠方大の宿泊先を早めに予約

①受験のしくみを知る

大学受験生の親がやるべきことの1つは『受験のしくみを知る』こと。

お子さんの受験しようとする大学が

どのような入試方式で
どのくらい募集枠があり
受験倍率はどれくらいなのか

など、おおまかな情報を知るだけでも、親としての心構えが変わります。

みいこ 
みいこ 

あえて残酷な表現をしますが『大学は普通に落ちる世界』です

大学受験は全国から受験生が集い、難関大であればさらに既卒生も加わります。

志望大への合格が決して簡単ではないこと

それを認識している親は、お子さんのよき理解者となるはずです。

みいこ 
みいこ 

大学受験料の額・支払い日・支払い方法などについては、こちらの記事もおすすめです↓

おすすめ記事

【2024 大学受験料】いつ払う?どうやって?どのくらい?を即解決

②願書の知識も身につける

お子さんが大学受験期をむかえたら、願書の知識も身につけておくほうがよいです。

みいこ 
みいこ 

願書の提出は1日でも遅れると、受験すら許されない重要な作業です

受験大の数だけ願書が必要となるため、複数受験をするお子さんは準備だけでも一苦労。

また、ほとんどの大学が受験料の支払いを出願期間内・・・・・と定めており、必然的に親が関わることにもなります。

願書の記入もれ
提出物の入れ忘れ
受験料の支払い
出願期間内に簡易書留で確実に郵送

など、出願にあたって親の役目はたくさんあります。

お子さんのためにもご自身のためにも、願書の知識は身につけて損はありません。

みいこ 
みいこ 

大学の願書については、こちらでくわしく書いています↓

おすすめ記事

【大学受験】大学の願書とは?親が絶対におさえるべき出願までの流れ

➂食事や体調の管理

受験生であるお子さんの食事や体調管理は、親だからこそできること。

みいこ 
みいこ 

毎日、長時間勉強を要する大学受験生には、内側から元気にしてあげましょう

心身ともに健康なお子さんは『忍耐力・精神力・集中力』も増して、より勉強もはかどるはず。

とくに無理をしがちな入試直前期は、睡眠時間にも気を配ることが大切です。

④親自身がポジティブになる

親自身がポジティブな家庭は、結果的に受験生にもよい影響をあたえます。

大丈夫、あなたならできる
今の努力は決して無駄にはならない
最近頑張ってるから、後半グッと伸びるよ

などポジティブな声かけが、ネガティブ思考になりがちなお子さんの心を和らげます。

ときどき気持ちが沈んじゃうから、前向きな言葉ってありがたい

精神的にも追い込まれる受験生にとって、明るく背中を押してくれる親の存在は大きいはずです。

⑤遠方大の宿泊先を早めに予約

受験大学が遠方の場合は、宿泊先を早めに予約することをおすすめします。

  • 受験大学から近隣のホテル
  • 駅やターミナルなど交通アクセスの良いホテル
  • リーズナブルなホテル

などは毎年人気が高く、早々に満室になることも多いです。

でも共通テストの結果次第で受験先変わるかもだし…

そんな場合は複数予約・・・・で両方おさえる』という方法も。

みいこ 
みいこ 

共通テスト後に利用しないホテルはすぐにキャンセル!

条件にもよりますが、ほぼキャンセル料がかかることはありません。

受験当日のコンディションは『滞在先』も深く関わる部分です。

みいこ 
みいこ 

早い方は、夏頃から予約を入れています

条件のよいホテルは早いもの勝ちです!

ご予約はお早めに

大手旅行会社が主催する、受験生のための宿泊プラン『受験生の宿』が毎年好評です。
受験生に配慮したサービスが人気で、照明器具・机・加湿器なども無料で貸してくれます。

みいこ 
みいこ 

朝が苦手な人はモーニングコールをお願いできたり、なかには受験会場まで送迎付きというホテルも

この『受験生の宿』シリーズは、インターネット予約になります。
人気大学の場合などかなり・・・予約が殺到するので、なるべく早いうちに予約をすませましょう。

受験生の宿について、更にくわしく書いてます↓

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受験の付き添いでお悩みの方は、こちらの記事もご参考ください↓

参考記事

大学受験は一人で行かせる?同伴した親がメリット/注意点すべて解説

大学受験 親の付き添いは正解でした。娘に同伴した母のリアル体験談

わが子の大学受験で、筆者がやってよかったと思うことは3つです↓

  • 子どもに選択肢をあたえたこと
  • 勉強に一切口をはさまなかったこと
  • 常に『普段通り』を心がけたこと

子どもに選択肢をあたえたこと

わが家は、常に子どもに選択肢をあたえました。

第一志望をどこにするのか
何校受験するのか
ダメだった場合どうするのか など

みいこ 
みいこ 

悩んだときはいっしょに考えますが、基本的には『自分の進路は自分で決める』スタンス

息子は途中で将来の方向性が変わり学部を変えましたが、そのときも何もいいませんでした。

受験期になると、学校の授業で自分の進路について考え、学び、調べる時間が設けられます。

二者面談等で先生からアドバイスをもらい、自分なりに出した答えは、尊重してあげたいものです。

勉強に一切口をはさまなかったこと

子どもたちの勉強に関しては、これまで親が一切口をはさんだことはありません。

みいこ 
みいこ 

「勉強しなさい」といった言葉は、おそらく小学生の頃からいった記憶がないです

小さい頃につくったわが家のルール↓

やることをやらないと楽しいことはない

を、子どもたちは忠実に守っていました。

先生のいうことをしっかりときく
宿題はその日のうちに終わらせる
宿題が終わるまで外に遊びに行かない など

ごくごくふつうの約束ごとを守り続けた結果、親がいわなくても勉強ぐせがつくように…

高校で成績の伸び悩み・模試の成績が振るわなくても、コツコツ勉強をする子どもたちに何もいうことはありません。

ちゃんと頑張ってるから、何もいわずにいてくれるんだ

そう、安心していたかどうかはわかりませんが(笑)

常に『普段通り』を心がけたこと

精神的に不安定な大学受験期も、常に普段通りを心がけました。

みいこ 
みいこ 

いつも通りの雰囲気でいるほうが、安心すると思ったからです

いつも通りに話しかけ
いつも通りに気づかい
親も波風なく夫婦円満でいること

子どもが穏やかに過ごせるような、空間づくりを心がけました。

わが子の大学受験を終了して思うのは

大学受験で親が関わる場面はたくさんある

ということ。

それだけに、志望校へ合格できたときの喜びはひとしおです。

みいこ 
みいこ 

『大学受験で親がでできること』をまとめています

よろしければ、どうぞ↓

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大学受験生の親御さまへ

受験生の親がしてはいけないこと
してあげたほうがよいこと

を、筆者の経験もふまえてお伝えしました。

大学受験は当人はもちろん、受験生を支える親御さまも苦労が絶えず、もどかしい思いをします。

みいこ 
みいこ 

ですが、頑張った分だけ桜咲く春はやってきます

この記事に辿りついたすべての方に、満開の春が訪れますように…

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