【大学受験】ナゼに親はしんどいの？伴走を終えた親が要因＆対策を伝授

子どもが大学受験期に入ると『しんどい』『つらい』と感じる親御さんは多いです。

その理由も

☑ 子ども自身の問題
☑ 金銭的な事情

などグレーな部分も多く、内に秘める親御さんも少なくありません。

そこで、2人の子の大学受験を伴走してきた私が

を、自身の経験もふまえてお伝えします。

この記事をお読みいただくと共感できる内容に、少しは気持ちも軽くなるはずです。

ぜひ、参考にしてみてください。

【事実】大学受験生の親は皆『しんどい』

大学受験生の親御さんは、ほぼ皆さん『しんどい』思いを経験します。

なので、大学受験期に親が『しんどい』と思うことは、ごく当たり前なこと。

そこでお子さんのよき伴走を願う親御さまへ、筆者の経験をもとに『しんどいと思う要因と対策』をお伝えします。

【大学受験】親がしんどいと思う要因5つ

大学受験生の親がしんどいと思う要因は、次の5つが考えられます↓

順にご説明します。

①学校の成績や模試が振るわない

お子さんの成績・模試の伸び悩みなどで、しんどい思いをする親御さんは多いです。

□ この成績で志望校、イケそう？
□ 本人、この成績をどう思ってる？
□ まさか浪人する選択肢もアリとか？

など、本人に面と向かっては聞きにくい部分。

結果、あれこれ考えてしまい、疲れる親御さんも少なくありません。

②大学受験料・学費などの金銭的な不安

大学受験生の親がしんどいと思う要因には『金銭面』が関係することはよくあります。

高3になり、入試の数だけかかる大学受験料や想像以上にかかる学費に、愕然といた人も多いはず。

など『進学を応援したい気持ち』と『家庭の金銭事情』との板挟みで、不安になる親御さんもいます。

③大学受験のしくみが複雑

そう思う親御さんはたくさんいます。

大学の入試方式

☑ 一般選抜
☑ 学校推薦型選抜（公募制・指定校制）
☑ 総合型選抜

大学入試 試験の種類

☑ 大学入学共通テスト
☑ 各大学による個別試験

大学入試 試験日程

☑ 前期
☑ 中期
☑ 後期

など。

大まかにあげても、内容まで理解している親御さんは多くありません。

さらに国公立大・私立大によっても『受験方式』が異なります。

学校で大学入試について説明を受ける機会は、ほとんどないのも事実。

初めてお子さんが大学受験をむかえる場合は、その複雑さに頭をかかえる人もいるはずです。

④子どもに振り回される毎日

『なにかと子どもに振り回される毎日がしんどい』

そう思う親御さんは意外といます。

そう、思うこともしばしば。

なんとなく疲れが溜まっているのは、振り回される日常が原因かもしれません。

⑤友人・知人・身内からのプレッシャー

友人・知人・身内からのプレッシャーで、しんどい人も中にはいます。

☒ マウントをとりたがる友人
☒ なにかと聞きたがる知人
☒ ずけずけと入り込んでくる身内

悪気はないにしても、気持ちのよいものではありませんね。

そう、受験生をかかえる親なら誰しも一度は思うはずです。

【重要】本当にしんどいのは大学受験生である『子ども』

受験生の親が忘れてはいけないこと。

それは

本当にしんどいのは大学受験生である『子ども・・・』

だということ。

家ではふだんと変わらなくても、大学受験期のお子さんは常に『焦りと不安の中』にいます。

と、受験が近づくにつれ、モチベートが下がるお子さんも少なくありません。

受験生の親以上に、受験生本人はしんどい思いをしながら合格を目指しがんばっています。

ときには苛立ちをみせ、親にあたることもあるでしょう。

でもそれは『がんばるからこそ』壁にぶち当たっている証拠。

今子どもは壁をのり越えようとしている

そう思って、温かく見守ってあげてください。

【大学受験】しんどい親にならないための方法6つ

大学受験生の親がしんどい思いをしないための方法は、次の6つです↓

①理想を追い求めすぎない

大学受験生の親がしんどい思いをしないためには『理想を追い求めすぎないこと』

◎ レベルの高い大学・学部
◎ 名の知れた大学
◎ 人気がある大学

など、親であれば目指してほしいと思うのが正直な気持ち。

ですが大学で学ぶのは、お子さんです。

親御さんの『理想』とお子さんの決めた『現実』のギャップで苦しまないためにも、高望みはしないことです。

②この時期だけと割り切る

大学受験期にしんどい親にならないよう、この時期だけと割り切ることも有効です。

受験生のいるご家庭は、受験生中心の生活になることも多々あります。

など、家にいても気づかうばかりで、親は疲れることもしばしば。

『今だけ、この時期だけ』と割り切ってしまえば、気持ちも楽になるはずです。

③成績に一喜一憂しない

成績に一喜一憂しないのも、大学受験で親がしんどい思いをしないために重要です。

とくに受験期は、模試の結果が気になる親御さんも多いはず。

大学受験期は、まわりの生徒も受験モードになるため、がんばる割に結果がでない人もいます。

ですが、高3生は後半ににグッと成績が伸びることもあり、最後の最後までわかりません。

良くも悪くも、今の学力がどんな状態なのか、いちばん理解しているのはお子さんです。

そのときの成績で親が浮き沈みしないよう『平常心を保つこと』が大切です。

④最低限の大学受験の知識を身につける

受験生の親がしんどい思いをしないためには

最低限の大学受験の知識を身につける

こと。

大学受験は、親御さんが深くかかわる部分も多々あります。

☑ 大学の入試方式
☑ 大学受験料の支払い
☑ 願書の郵送 など

さらにお子さんが遠方の大学に受験の場合、事前に宿泊先のホテルを手配するのも親の役目。

大学受験について少しでも知識があると、親御さん自身も安心です。

大学受験の知識は、少しでも身につけておくと後々困らなくてすみます。

⑤適度なコミュニケーションを心がける

適度なコミュニケーションは、親と子双方によい影響をあたえるのでおすすめです。

何気ない会話でも、勉強づけのお子さんにはよい気分転換となり、親御さんもお子さんの様子を間近でみることができます。

◎ ちゃんと睡眠とれてる？
◎ 体調、いつもと変わらない？
◎ これ食べたい！とかリクエストある？

など、お子さんを気づかう言葉は、いわれる本人もうれしいもの。

⑥塾や学校の先生に相談

大学受験期に親がしんどい思いをしないよう、塾や学校の先生に相談するのも1つの策です。

とくにお子さんが初めての大学受験であれば、勝手がわからず慌てることもよくあります。

高校になると、親が担任の先生と話す機会は、年に数回の三者面談のみ。

時期が合えばよいものの、三者面談も時間が限られるため、じっくり話を聞いてもらうのは困難です。

親御さん一人で抱え込まないよう、塾や学校の先生を頼りにするほうが得策です。

【大学受験】親がしんどいと子もしんどい。ポジティブシンキング！

お子さんが大学受験生で『しんどい』『つらい』と感じる親御さまへ

を、自身の経験もふまえてお伝えしました。

大学受験が終了するまで、親はもどかしい日々がつづきます。

でも親以上にお子さんは、つらく、しんどい大学受験に人生をかけて挑もうとしています。

だからこそ、親は前向きな姿勢・・・・・・で！