- 高1から本気で勉強したら難関大合格できる?
- 逆に本気で勉強しないと難関大ムリ?
- 実際に合格した人の勉強法は?
こんな悩みにお答えします。
高校生になり、次なるステップ『大学受験』に向け、勉強に意欲的な高1生はたくさんいます。
でも実際に『高1から本気で勉強』できる人は、ごくわずか。
良いとはわかっても、実際に行動に移せるほど簡単ではないのが現実です。
それでも
高1から頑張って難関大に合格したい!
そう思うお子さん、そして親御さまへ
- 高1から本気で勉強したら難関大に合格できるのか
- 高1から本気で勉強すべき理由
- 高1から本気で勉強しないとどうなるのか
を、中受なしで高1からコツコツ勉強し、旧帝大理系に現役合格した息子の経験をふまえてお伝えします。
この記事をお読みいただくと『高1から本気で勉強する』ことの大切さに、あらためて気づくはずです。
お子さんが大学受験で悔いることのないよう、深い内容もお伝えします
知っておいて損はないので、最後までご覧ください。
【事実】高1から本気で勉強する人は難関大現役合格率が高い
事実、
高1から本気で勉強する人は難関大現役合格率が高い
ことは確かのようです。
受験の層も難易度も格段に上がる難関大。
ライバルが動き出すまえに『行動する』人が、難関大現役合格への切符を手にします。
高1から学校の定期テスト・模試で常に上位の子たちは、ほぼみんな難関大に合格したよ
高1から本気で勉強すべき理由5つ
高1から本気で勉強すべき理由は5つあります↓
- スタートラインは『横一線』ではない
- 勝ちグセがつく
- まわりとの差をつけやすい
- 勉強習慣が確実に身につく
- 高3受験期にスムーズに移行できる
順にご説明します。
①スタートラインは『横一線』ではない
まず、大学進学をめざす高1生にお伝えしたいこと。
それは
スタートラインは『横一線』ではない
ということ。
同じ学校でも学力差があるように、高校を入学した時点での学力は、人それぞれちがいます。
- 大学進学を見据えて中学受験した人
- 難関大合格に向け、高校の授業を先取り済みの中高一貫校出身者
など、すでに学力を備えもつ人も多いです。
とくに旧帝大などの難関大は、高校偏差値70以上が競い合う、レベルの高い争い
その中には、基礎をしっかりと積み上げ、リベンジをはかる既卒生も加わります。
高1の時点で学力に不安のある人は『より一層の努力』が必要です。
②勝ちグセがつく
高1から本気で勉強すると『勝ちグセ』がつきます。
そのため学校の定期テストは、高1の1学期から全力でとり組むほうがよいです。
高1の初めに校内成績で上位をとると
☑ 負けたくない
☑ 落ちたくない
☑ このまま順位をキープしたい
という心理が自然とはたらきます。
『高1からスタートダッシュ』は、高校の評定が重要視される『指定校推薦』狙いの人にもおすすめ
早期に『勝ちグセ』をつけることで、大学受験にもプラスになるはずです。
③まわりとの差をつけやすい
高1から本気で勉強すれば、まわりと差をつけやすくなります。
皆が受験を意識し動き始める高2高3からでは、偏差値を上げることも難しいのが現実
高1の時期は
☒ 大学受験まで時間がある
☒ 焦りや緊張感がない
☒ 志望校がはっきりしない
などの理由で、本気で高1から勉強する人はそういません。
逆をいえば、高1からしっかり勉強することで『ライバルと差がつく』ということ
高1からスタートダッシュする『先行逃げ切り型』で、高3受験期も安定して上位がとれます。
④勉強習慣が確実に身につく
高1から本気で勉強すると、勉強習慣が確実に身につきます。
大学受験は、勉強習慣の『あり・なし』で合否が決まるほど『勉強を習慣化』しているかは重要です
1日10時間以上勉強する人も多い高3受験期。
勉強習慣がない人にとっての大学受験は、ただの『苦しい時間』でしかありません。
高1から本気で勉強すれば
◎ 勉強習慣が着実に身につく
◎ 長時間の受験勉強に耐えうる体力も備わる
◎ 同時に精神力も鍛えられる
ため、大学受験期を万全の状態で迎えることが可能。
長く苦しい大学受験期も、高1から本気で勉強すれば乗り越えられるはずです。
⑤高3受験期にスムーズに移行できる
高1から本気で勉強すれば、高3受験期もスムーズに移行できます。
コツコツと高1から勉強を積み上げた人は『基礎基本』がしっかりとできた状態。
高3受験期に
☑ 応用問題
☑ 過去問演習
☑ 他の教科への取り組み
など、次なる課題へ着実にすすめるのは、受験生にとって嬉しいかぎり。
高3生は『時間との闘い』です。
焦ることなく勉強できることに『高1から頑張ってよかった!』と必ず思うときがきます
高1から本気で勉強しない人の末路
高1から本気で勉強しないと、以下のようになる可能性が高いです↓
- 高2で成績伸びず高3で焦る
- 共通テストが振るわず志望校を変える
- 受験前から浪人生活を視野に入れる
高2で成績伸びず高3で焦る
高1から本気で勉強しない人は、高2で成績が伸びず、高3で焦りはじめます。
高校で履修する内容は、膨大で難易度も高め。
定期テストも、少し勉強したぐらいで簡単に点がとれるものではありません
とくに進学校は予習復習が欠かせないため、勉強しない人はあっという間に落ちこぼれます。
高3夏以降の模試あたりで、みんな『事の重大さ』に気づきはじめる
志望大に現役合格をめざすなら、難関大に限らず早めに勉強しないと確実に高3で焦ります。
共通テストが振るわず志望校を変える
高1から勉強してこなかった人は、共通テストで振るわず志望校を変える人も多いです。
結果でなくて「志望校受験できない」と泣いてる子もいたよ
近年の共通テストは『思考力・判断力・表現力』などを重視した問題が多く出題されます。
親世代のような、知識や解法の暗記のみで解答できる問題は減少
より理解の質が問われるとともに『グラフ・地図・文章』など、読み取る資料の分量が多いことも特徴的です。
共通テストは、基礎をしっかりと積み上げてきた人だけが、よい結果を残します。
高1から本気で勉強していない人は、共通テストを甘くみてはいけません。
受験前から浪人生活を視野に入れる
高1から本気で勉強しない人は、受験前から浪人生活を視野に入れる傾向です。
間に合わないので『プラス1年』という考え方
高3受験生が浪人生活を意識してしまうと、受験本番に力を出し切れない可能性もあります。
親御さんも心中穏やかではありませんね
大学受験は何度挑戦できても『現役合格』は一度きり。
高1から本気で勉強していれば、たった一度の『現役合格』を逃すことはないのかもしれません。
高1から本気で勉強し旧帝大に現役合格した息子がやったこと
息子は中学受験の経験なし。
小・中・高すべて、普通に地元の学校へ通いました。
中高一貫校でもある高校は、一応地元ではトップの進学校。
でもそこまで偏差値は高くなく『理数科68、普通科61』
理系に進むこと、理数科にも合格できる学力があったのに平凡を愛する息子は、当然のごとく普通科に進学
そんな息子が高1から本気で勉強し、旧帝大に現役合格するためにやったことがこちらです↓
- 学校の授業を大切にした
- 志望校を早期に決めた
- 数学・英語に時間をかけた
- 定期テストは常に全力
- テスト・模試の振り返りは確実に励行
学校の授業を大切にした
高校時代の息子は、学校の授業を大切にしていました。
部活もしてたから『時間の使い方』を意識してたよ
勉強時間を確実に確保できる学校の授業で、できるだけ内容を理解しようとしていました。
学校の課題は、休み時間を利用した!
大学受験は、高校3年間で習ったものが試験に出ます。
大学入試の基本となる『学校の授業』を大切にしたこと。
それが、難関大現役合格につながった要因の1つでもあります。
志望校を早期に決めた
息子は、志望大学を早期に決めました。
入学してすぐに決めたよ
志望校を早期に決めたほうがよいのは
- 目標が明確になり、学習計画がたてやすいこと
- 今の学力から合格まで、数値化して逆算できること
- 勉強のモチベーションが上がること
など。
目標(ゴール)が明確になると、本人のやる気も一層出てきます。
かりに志望大が決まらない場合は『方向性を決めておくこと』
受験科目が大きくブレないためにも、おすすめです
数学・英語に時間をかけた
息子は理系学部志望のため、数学・英語にはとにかく時間をかけました。
数学・英語は、定着するまでに時間を要する科目。
高1から予備校(東進)に通ったときも「まずは数学と英語」だけでよいと…
東進では、高2の夏ごろ理科をスタートさせるまで、毎日数学と英語の2科目のみ受講。
おかげで数学・英語は、得意科目となりました。
とくに英語は、模試でも安定して点がとれるように!
英語は文理問わず必須の科目。
早期に取り組み得意科目にすることで、大学受験も確実に有利になります。
早期に英語を仕上げ、効率よく高3受験期を迎えたい方へ、おすすめのオンライン塾です↓
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定期テストは常に全力
息子高校時代、定期テストは常に全力。
高1初めによいスタートが切れたこともあり、落ちたくない一心で勉強していました。
息子が定期テストに力を入れるのは、評定を上げるためではなく『基礎力』をあげるため。
当時の様子を『学校の合格体験記』にも記しています↓
僕以外で難関大合格した子も、みんな定期テスト頑張ってたよ
テスト・模試の振り返りは確実に励行
息子は『テスト・模試の振り返り』を必ずやっていました。
テストや模試は振り返ることで『気づき』や『自分の課題』がみえてきます。
高3の後半は毎週のように模試続いて辛いけど、なんとか食らいついた!
『受けっぱなし』なのか『振り返る』かで、結果は180度変わります。
それほど『テスト・模試の振り返り』は、難関大現役合格において重要な部分です。
【まとめ】高1から本気で勉強すれば難関大現役合格は実現できる
高1から本気で勉強しようと思うお子さんとその親御さまへ
- 高1から本気で勉強したら難関大に合格できるのか
- 高1から本気で勉強すべき理由
- 高1から本気で勉強しないとどうなるのか
を、高1からコツコツ勉強してきた、旧帝大現役合格の息子の経験をふまえお伝えしました。
結論。
高1から本気で勉強すれば、難関大現役合格は可能
です。
お子さんの努力が受験本番に実を結びますよう、心から願っています。
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