オーキャン、親と行くの恥ずかしい
みんな、誰と行ってるの?
親同伴の割合は?
大学に進学希望なら、かならず一度は参加したい『大学のオープンキャンパス』
パンフレットやHPではわからない、大学の『リアル』を体感できると、毎年多くの高校生が参加するイベントです。
とはいえ、大学のオープンキャンパスは
☑ 誰と行くべきか
☑ 親同伴だと浮いてしまわないか
気になる人もいるでしょう。
そこで、子どものオープンキャンパスに同伴経験のある私が
- 大学オープンキャンパス 親・友達・1人の参加割合
- 親が同伴するメリット・デメリット
- オープンキャンパスに参加するときの注意点
など、自身の体験もふまえてお伝えします。
この記事をお読みいただくと
自分は誰とオープンキャンパスに行くべきか
わかります。
あなたがこれから体験する『オープンキャンパス』が有意義なものとなるよう、役立つ情報だけを集めました。
『親同伴』あるいは『誰と行くべきか』迷う場合の判断材料としてお役立てください。
【先に結論】オープンキャンパス『親同伴』は恥ずかしくない
先に結論をいうと、大学のオープンキャンパスに『親の同伴』は、恥ずかしくありません。
『同伴 = 付き添い』のように思われがちですが、実際に同伴する親は、親なりに大学の情報を求めて参加します。
その証拠にオーキャン主催の大学側も『保護者を対象とした説明会』を、あえて設けるところも
『息子 + 母親』でも『娘 + 父親』でも、周りに気にする人は1人もいません。
なので『親同伴で浮かないだろうか』という心配は、しなくて大丈夫です。
【誰と行く?】オープンキャンパス親同伴・友達・1人の割合
大学オープンキャンパスで『親同伴・友達・1人』の割合は、それぞれ『3割』というのが一般的な統計です。
ですが、正確には『状況しだい』で異なります↓
親 同 伴 割 合 | 理 由 | |
高1生・高2生 | 少ない | 友だち・1人で気軽に行きたい |
高3生 | 多い | 受験情報の収集 志望校の最終確認など |
文系 or 女子率高めの学部 | 多い | 女子は親同伴に賛成派 |
理系 or 男子率高めの学部 | 少ない | 男子は親同伴に抵抗あり |
遠方の大学 | 多い | 行き帰りが心配 物件探しの情報収集兼ね |
近距離の大学 | 少ない | 友だちと行く (同志望校の人も多い) |
有名大・難関大学 国公立大学 | 多い | 教育熱心な親が多い |
その他私立大学 | 少ない | 本人任せな親も多い |
当時、私が娘のオープンキャンパスに同伴したのも高3のとき。
看護学部のオープンキャンパスということもあり『娘+母』の割合が多い印象でした。
同県内らしき高校生は、友達と来ている子も割とみかけました
大学のオープンキャンパスは移動も含めると、結局は丸1日がかりのイベントです。
そのため小さいお子さんのいるご家庭は『家族連れ』で参加することもめずらしくありません。
実際に娘に同伴したときも何組か家族連れがいましたよ!
【オープンキャンパス】親同伴のメリット3つ
大学のオープンキャンパスに親が同伴するメリットは3つあります↓
- 親子で気持ちを共有できる
- 親はちがう視点で大学の雰囲気・周辺環境などを観察
- 就職情報・費用面の説明時に心強い
順にご説明します。
①親子で気持ちを共有できる
大学オープンキャンパスに親が同伴すると『気持ちを共有できる』というメリットがあります。
高校生になり『親との会話が減った』という人も、少なくはないでしょう。
親からすれば『本心の見えない子どもの思いを理解できる』絶好のチャンスです
『オープンキャンパス』という同じ時間を過ごせることで
☑ なぜこの大学に行きたいのか
☑ 大学で何を学び将来どうなりたいか
など、親は大学生になったわが子を想像しながら、あなたのことをみています。
『ふだん自分のことはあまり話さない』人ほど、すべてを察してくれる親といるほうが結果的に楽なはずです。
②親はちがう視点で大学の雰囲気・周辺環境などを観察
オープンキャンパスに同伴する親は、あなたとはちがう視点で『大学の雰囲気』『周辺環境』などを観察します。
あなたの性格や行動・考え方をふまえ『本当にわが子に合う大学なのか』総合的に判断したいからです。
- 大学で親がみること
- ・どんな先生たちがいて何を教えてくれるのか
・学食の充実度(栄養面・量・味・値段)
・実際に通う大学生の雰囲気
- 周辺環境で親がみること
- ・大学周辺のアパート環境
・スーパー、コンビニは近いか
・最寄りの駅・バス停からの通学距離・時間
・バイトできそうなお店の有無
など、とくに親元を離れる場合は、生活面も含めてチェックします。
少しでもわが子には充実したキャンパスライフを送ってほしい
そう思いながら周囲にアンテナをはる親の存在は、あなたにとってプラスしかありません。
③就職情報・費用面の説明時に心強い
大学のオープンキャンパスでは『卒業後の就職先』や『大学費用』に関する説明をおこなうところもあります。
自分ごととはいえ就職経験がなく、費用面もよくわからないあなたよりは、知識経験のある大人がいたほうが当然心強いはず。
とくに『費用面』は、実際に支払う親のほうがしっかり聞いておきたい部分です
第一志望校かつあなたが高3受験生であれば、親同伴で参加するメリットは、お互いに十分あります。
大学受験料についてはこちらをご参考ください↓
【オープンキャンパス】親同伴のデメリット3つ
オープンキャンパスに親が同伴した場合のデメリットもお伝えします↓
- 単独行動がしにくい
- 大学側から声をかけられにくい
- 親を頼りがちになる
①単独行動がしにくい
オープンキャンパスに親が同伴すると『単独行動がしにくい』こともあります。
本当はあちこち見たいけど、親いるし…
と、遠慮してしまう人も。
オープンキャンパスは校舎内の移動も多いため、とくに夏の参加は親も疲れぎみ。
それ、私のことです
気を遣わず自由に行動したい人には、親が同伴するとデメリットになる可能性もあります。
②大学側から声をかけられにくい
親同伴でオープンキャンパスに参加すると、大学側から声をかけられにくいようです。
オーキャン運営側としてはたらく大学生スタッフも、親同伴の生徒には声をかけづらいとか
逆をいえば
◎ 1人で来た子
◎ 友だちと来た子
には話しかけやすいということ。
親が隣にいることで敬遠されてしまうのなら、親の存在はデメリットかもしれません。
③親を頼りがちになる
親同伴でオープンキャンパスに参加した人は『親を頼りがちになる』傾向があります。
隣に親がいる安心から、積極性に欠けるようです
以下の話は、実際に私が娘のオープンキャンパスに同伴したときのこと。
在校生に対面で個別に質問ができるというので娘と参加したら、人見知りの娘は何1つ聞こうとせず(笑)
せっかくの時間、対応してくださる学生さんに申し訳ないので、私一人でしゃべり倒しました(笑)
あとで娘に聞いたら
何話せばいいのかわからない
とか子どもみたいなこというし…
完全に親を頼りきってしまわせたことに、私自身反省しました。
その学生さんはこころよく対応してくださいましたが
『あの子はホントに来る気あるの?』そう、内心思っていたかもしれません。
オープンキャンパスは1人参加(親だけ・自分だけ)もOK
大学のオープンキャンパスは、1人で参加することもできます。
親だけ・自分だけ参加も可能です
- 親子で都合がつかない
- 自分だけで行きたい
- 予定があるので代わりに親に参加してもらいたい
など、複数はもちろん、1人参加でも大学側はキャンパスに足を運んでくれること自体を歓迎します。
自分1人で参加すれば、運営スタッフから声をかけてもらえる可能性もあり
親だけで参加の場合は
☑ 生徒のみ参加のプログラム
☑ 事前に申し込むプログラム
以外は、とくに制限なく参加できるところがほとんどです。
くわしい情報は『大学ホームページ』でご確認ください
【オープンキャンパスの服装】制服or私服 迷うなら『制服』
オープンキャンパスに着ていく服装は、基本的に自由です。
ですが、制服・私服で迷う場合は『制服』をおすすめします。
- オーキャンに制服がおすすめな理由
- ・制服は学生の『正装』になるため、悪い印象を与えない
・大学側は『高校生』とすぐに認識でき、声をかけやすい
・おなじ境遇同士、他校の生徒と仲良くなれることも
娘の場合は、高校から指定があり『制服』『学生カバン』でオープンキャンパスに参加しました。
当時の記憶では、7~8割くらい制服参加の子が多かった印象。
私服で参加する場合は、ふだんメイクをする女の子なら落ち着いた感じがベストです。
大丈夫。高校生はナチュラルメイクでもう十分に可愛いから
親御さんの『服装』『持ち物』については、こちらをご参考ください↓
【ココ注意】オープンキャンパスは『受け身』で行かない
オープンキャンパスに参加するときは『受け身』ことが大切です。
大学のオープンキャンパスは、意欲的に参加することでネットやパンフレットには載っていない『有益な情報』を手に入れることもできます。
大学側も、積極的に参加してくれるとうれしいもの
よりレアな情報を教えてくれることも
オープンキャンパス体験後
受験へのモチベーションが上がった!
という学生はたくさんいます。
オーキャンは攻めの姿勢で参加する
ことで、大学合格への目標も、より明確になるはずです。
【親同伴が恥ずかしい人】キャンパス内は別行動もあり
親同伴のオーキャン
どうしても恥ずかしい
そんな人は『キャンパス内は別行動』という手もあります。
大学のオープンキャンパスは
◎ 学校説明
◎ 模擬授業
◎ キャンパスツアー
◎ 個別相談
など、大学・学部ごとに趣向を凝らしたプログラムが用意され、その多くが時間帯を設けています。
そのため、複数のプログラムを効率よく消化したい場合『親子で手分けして参加する』という方法も。
あえて親子で参加したい『個別相談』や『学食利用時』に再度合流するという親子も中にはいます。
どうしても親同伴に抵抗がある場合は
自分はこっち行きたいけどココも気になるから、代わりに行ってくれると助かる!
など伝え、参加後に親子で感想をいい合えば、より多くの情報を入手でき一石二鳥です。
【まとめ】オープンキャンパスは誰と行っても積極的に参加しよう
オープンキャンパス 親同伴が恥ずかしいあなたへ
- 大学オープンキャンパス 親・友達・1人の参加割合
- 親が同伴するメリット・デメリット
- オープンキャンパスに参加するときの注意点
など、自身の体験もふまえてお伝えしました。
大学オープンキャンパスは親同伴であろうとなかろうと、あなたの『モチベーション』を上げてくれる大切なイベントです。
ぜひオープンキャンパスに行くときは、積極的に参加してみてください!
これからオープンキャンパスを体験するあなたの、少しでも参考になりますように…
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